2013.11.26
11月20-21日の3日間【研修210】「現場で学ぶクリティカルケア」が行われました。院内から9名、院外から2名の受講者が他部署でのクリティカルケアを体験してきました。
研修場所は受講者の研修目標に合わせ、ICU、救命センター、一般病棟などそれぞれでしたが、受講者はたくさんの学びを得ることができたようです。
院内からの受講者Aさんは「救命センターは何でもあり、何でも来いという雰囲気がすごいと思いました。」と話していました。また、院外からの受講者Bさんは、「普段は小児をみているので、成人のケアの違いに驚きました。身体をみるというベースは変わらないけど、体が大きいが故のケアの工夫に気付きました。」と話していました。
院内外を問わず、自部署以外での看護を体験することで新たな気づきがあるようです。色々な部署での看護を見て、体験し、様々な視点で看護ができるようになると良いですね。この研修以外でも「他部署体験」をすることができます。他部署での看護を体験してみた人は、ぜひ所属部署の師長さんと相談をしてみてくださいね。
受講者のみなさん、お疲れ様でした。
受講者を受け入れてくださった部署の皆さん、ありがとうございました。
(umi)
2013.11.22
AOBAナース・プログラム上級2コースでは、インストラクショナルデザインの「分析」→「設計・開発」→「実施」→「評価」のプロセスを、『看護学生さんを対象としたセミナー』を行うことを通して学びます。そのセミナーの第1弾が、11/22(金)に行われました。セミナーの講師は、西6階病棟の井上由紀子さん、放射線部の尾形富代美さん、西14階病棟の矢野晶子さんです。
セミナーのテーマ
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先輩ナースが教えます!!コミュニケーションのコツ
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セミナーの参加者は、4年生の看護学生さん8名。イライラして処置を拒否した患者さんの事例をもとに、どう対応したらよいか『考え』→『実際にやって』→『振り返る』ことをグループで、そしてみんなで行いました。
学生さんは積極的にグループワークやロールプレイに参加し、「グループワークやロールプレイをすることで一人では思いつかなかっただろう答えをみつけることができた。就職後も困った事があったら、先輩に相談してみんなで一緒に考えていきたい」「実習中にコミュニケーションが上手くいかず悩んだことがあったが、なぜそうなったかを考えるよい機会となった」と、就職後につながる学びをしたようです。
良いコミュニケーションをとるということは、学生さん達だけでなく、看護師になってどれだけ経験を積んでも難しいものです。永遠のテーマですね。今回、誰よりも講師の3人がとても良いコミュニケーションを実践していました。「是非新人看護師にもこのセミナーをして欲しい」と教育担当者がいう位よく練られたセミナーでした。
(Okamu)
2013.11.19
AOBAナースには、OJT・実習指導など部署内での教育活動を基本に、看護部研修の講師・ファシリテーター・企画運営、保健学科授業のアシスタントなど部署外での教育活動でも力を発揮することが期待されています。
今回は、11/19(火)の保健学科の看護管理学授業に講師として参加したAOBAナースをご紹介します。
講師を担当したのは、西8階病棟の元井貴子さん、東9階病棟の大谷地智子さん、看護管理室の北澤杏里さんの3名。授業の目標は、スタッフナースが行う看護ケアのマネジメントについて理解することと、就職後の仕事についてイメージすることです。3名は、実際に行っている業務内容や看護ケアを提供する際にどのようなことに気をつけているか等について、看護学生さん達とディスカッションしました。
看護学生さん達からは、「実習では分からなかった夜勤の業務など知ることができた」「就職後も支えてもらえると思ったら安心できた」などの評価をもらいました。またAOBAナースは「もっと学生さんから質問を引き出せたらよかった」「学生さんからの思いもかけない質問に刺激を受けた」「看護師を目指した頃の自分を思い出した」と自身を振り返っていました。
私も自分の看護学生時代に思いを馳せてみましたが、あまりに遠くて思い出せませんでした…。
今回の経験は是非それぞれの部署内の教育活動にもつなげてくださいね。
(Okamu)
2013.11.18
11/15(金)9:00~17:00、臨床大講堂で研修「コーチング~学びを導く・支える・引き出す」を行いました。講師は、昨年度に引き続きオフィスMONAMIの坂井慶子先生です。先生のやさしい声が会場に響く中、穏やかな雰囲気で研修は進んでいきました。
研修の目標は、コーチングスキルを理解するだけでなく、教育活動に活かす方法を見出すことです。受講者は、自分自身を振り返ったり2人1組となって相互にコーチング体験をしたりしながら、実際に後輩や患者指導にコーチングをどう活かせるかを考えました。また現状の後輩指導に対する悩みについて、積極的に質問する姿もみられました。
究極のコーチングは『自分自身が後輩のモデルになること』だそうです。今日の学びが明日の行動につながっていくことを願っています。
(Okamu)
2013.10.28
10/26(土)午後、仙台市情報・産業プラザ(アエル)で「平成25年度 東北大学看護GP公開フォーラム」を行いました。参加者数は合計336名(院外184名、院内152名)でした。
台風27号28号が日本列島に近づく恐れのある中、北は北海道、南は兵庫県からもご参加をいただき、誠にありがとうございました。
参加された皆様には、人材育成のヒントを得て帰っていただくことができましたら、幸いです。
また、フォーラム内で使用した基調講演と報告のスライドを欲しいというご要望を受けております。スライドは、後日このホームページ上で配信する予定です。またアクセスください。
(Okamu)