国立大学法人東北大学 東北大学病院看護部

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かんごぶろぐ

認定・専門看護師リレー⑮ 新生児集中ケア 大川 直子 さんです

こんにちは。新生児集中ケア認定看護師の大川直子です。
私は小児科病棟(小児医療センター)に勤務しています。NICU~小児科でのキーワードは「おうちに帰ろう」だと思っています。どんなに小さくてもどんなに医療的ケアが必要なお子さんでも、自宅で、地域のなかで育っていくことが大切だと思っています。
そのためには、病院職員だけではなく地域全体お子さんと家族を支えるための知識を研鑽していく必要があります。また医師・看護師、ソーシャルワーカー、理学療法士・作業療法士、保健師、訪問看護師、教育関係など様々な職種の関わりが大切になってきます。「私は病院の中のことだけしか知らなくてもいい」「うちに帰ったら家族だけでがんばるのが普通」というのはもう時代遅れだと思っています。
私は小児在宅看護研修のお手伝いもさせていただいています。最近は小児在宅に関する研修も仙台で開催されることが多くなってきました。興味のある方は、ぜひ参加してください。たくさんの学びがあると思います。 私が大好きな歌「かめの遠足」(作詞・新沢としひこ/作曲・中川ひろたか)のようにのんびりのんびりと子どもたちがそれぞれのスピードで成長していけるように手助けができればうれしいと思っています。ひとりひとり顔が違うように成長スピードも違って当たり前、人工呼吸器をつけているのだって一つの個性なのですから。
次回は、がん性疼痛看護の斎藤明美さんです。「がんの患者の痛みは治療できる症状であり、かつ早期に治療すべき症状である」と言われています。どのような活動をしているのかとても楽しみです。
 

  • カテゴリー:その他
  • 投稿日:2015.02.16 13:14

【研修153】事例研究Ⅲ~研究論文は看護実践向上のための財産

1月30日・31日の2日間にわたり、レベルⅠ取得者(主に3年目看護師)を対象に研修153「事例研究Ⅲ~研究論文は看護実践向上のための財産」が行われました。
この研修は事例研究の発表会で、約1年間にわかる研究の成果が十分に伝わってくるような発表会となりました。

講師の小松先生からも、各演題について丁寧なご講評をいただき、受講者は皆真剣なまなざしで聞いていたことがとても印象的でした。
また、受講者自身での質疑応答、講評もあり、3年目看護師となった受講者皆さんの日々の看護実践の積み重ねを感じることができました。
本当にお疲れさまでした。

大雪の中、受講者の晴れ姿を見に来て下さった部署の皆さん、ありがとうございました。

 

 

(umi)

  • カテゴリー:研修のようす
  • 投稿日:2015.02.02 00:00

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