国立大学法人東北大学 東北大学病院看護部

  • 交通・アクセス
  • お問い合わせ

かんごぶろぐ

認定・専門看護師リレー㉑がん性疼痛看護 武田 真恵 さんです

みなさん、こんにちは。がん性疼痛看護認定看護師の武田真恵です。
 
5月の連休も終わり、新人看護師の方や部署を移動された方も新しい環境に慣れた頃なのではないでしょうか?
私自身は今年度から緩和ケアセンターの所属になりましたが、実際には緩和医療科外来のままです。そこに緩和ケア認定看護師の藤本さんと、乳がん看護認定看護師の金澤さんが加わり、ジェネラルマネージャーの畠山師長さんのもと緩和ケアの推進を図っていくことになりました。みなさん「緩和ケアセンターってどんなことをするの?」と思っているでしょう。
緩和ケアは、治療を終えてからするものではありません。緩和ケアをがんと診断されたときから、治療期も、在宅医療になっても切れ目なく実施する必要があります。そこで今年度から東北大学病院のようながん診療連携拠点病院は緩和ケアセンターを整備することになりました。
緩和ケアセンターでは、様々なことを行わなければならないのですが、私たち看護師は『全てのがん患者の苦痛のスクリーニング』をどのように行うかを検討しています。そのうえで苦痛のある患者への対応の一つとして、がん看護外来で患者や家族の相談を受けることを行うことを目指していて、現在そのための準備を行っています。
緩和ケアチームはこれまで通り活動を行っています。平成19年1月から活動を開始し、8年目になりました。平成25年からは緩和ケアチーム外来も開設しました。入院患者さんのことも、外来患者さんのことも困っていることがありましたら、緩和医療科外来に電話をしてください。緩和ケアチームには医師、看護師、薬剤師だけではなく、作業療法士、MSW、栄養士、歯科医師、歯科衛生士などがメンバーでいます。写真は緩和ケアチームカンファレンスの模様です。



次は、放射線看護認定看護師の門脇美佳さんです。どんなお話が聞けるか楽しみです。
 

  • カテゴリー:その他
  • 投稿日:2015.05.26 15:10

第1回 病院見学会

5月24日(日)、第1回 病院見学会が行われました。
看護学生 26名が参加されました。

院内見学では、緩和ケア病棟、一般病棟、集中治療室、高度救命救急センター、外来を見学しました。また、2年目と3年目の先輩看護師から経験談を話してもらい、その後、先輩に自由に質問することができる時間を設けました。

参加者からは、「就職に対する不安が軽減できた」という声が聞かれました。病院を知ることができる有意義な半日となったと思います。

参加してくれた皆さん、遠くから足を運んでもらい有難うございました。また、部署の方々、ご協力頂きありがとうございました。

第2回病院説明会は7月11日で、現在申込み受け付け中です。心よりお待ちしています。

 

(oizumi)
 

  • カテゴリー:イベント
  • 投稿日:2015.05.24 00:00

研修【151】事例研究Ⅰ~看護実践の証をまとめよう!

 5月16日(土)、主に3年目看護師を対象にした第1回目の事例研究の講義が始まりました。

講師は、愛知県立大学 小松 万喜子先生です。事例研究の基礎から丁寧にご教授頂きました。

各部署で6月の研究計画書提出に向けて、今回の研修を振り返りましょう。



(oizumi)
 

  • カテゴリー:研修のようす
  • 投稿日:2015.05.16 00:00

研修【055】フィジカルアセスメントⅠ (新卒看護師対象)

研修【055】フィジカルアセスメントⅠ (新卒看護師対象)
 
5月8日(金)、研修【055】フィジカルアセスメントⅠが行われました。
 
フィジカルアセスメントの概要について、脳神経、呼吸器、循環器の系統別に詳しく学びました。
また、情報伝達の講義では、グループワークを通して、正確な情報を相手に伝達する難しさを実感しました。事例のISBARを用いた報告で、伝えるべき情報は何かを考え、情報整理、伝達方法を理解することができたようです。
グループワークで、とても意欲的に取り組む姿がみられました。
発表するのは少し緊張したようですが、皆さん頑張っていました。




oizumi


 

  • カテゴリー:研修のようす
  • 投稿日:2015.05.08 00:00

定・専門看護師リレー⑳感染管理 高橋 正美 さんです

みなさん、こんにちは。
感染管理認定看護師の高橋正美です。

昨年から、感染管理専任から離れ病棟へ出て活動しています。病棟では、毎日いろいろなことが起こります。感染も然り。インフルエンザや結核など、突然、思いもよらない患者さんが発症したりします。そんな時は、他の患者さんが感染してしまう可能性があるので、医師も看護師もみんなが大慌てです。私たちのような健康体であれば、(結核は困りますが)インフルエンザに感染しても、ちょっと熱が出て苦しんで1週間程度で元気になりますよね。しかし患者さんの場合は、その感染症が命を脅かす要素になりかねません。入院して元気になるために頑張っている患者さんが、病院のなかで何かに感染することはあってはならないことです。みなさんもご存知のとおり、感染を防ぐための手段はマスクや手洗いです。しかし、感染の原因となる細菌やウイルスが私たちには見えないため、どの段階でマスクを着 けたり、手を洗ったりすればよいのか判断するのが難しいのです。感染管理認定看護師は、病院で感染が広がらないように職員が適切なタイミングでマスクを着けたり、手を洗えるように教育することがとても大切な仕事になっています。感染対策を実施していても、そのタイミングがずれていたり、不必要な感染対策に振り回されているスタッフを、私も病棟でみつけました。私は感染経路にもとづきながら、感染対策を整理し必要最低限の対策のみ継続するよう指示します。あまりにシンプルな感染対策に半信半疑のスタッフに対して、対策を継続することの重要性を説明して注意喚起をします。ありとあらゆる感染対策を実施していても、それらが全て中途半端では意味がありません。スタッフの力量とその部署の繁忙度などを踏まえながら、必要最低限の感染対策を提示し継続して実施していけるように職員を啓発していくことが、感染管理認定看護師の役割です。



次は、がん性疼痛看護の武田真恵さんです。どのようなお話がきけるが楽しみです
 

  • カテゴリー:その他
  • 投稿日:2015.05.07 11:52

PageTop