
東北大学病院看護部はPNS(パートナーシップ・ナーシング・システム®)で看護を実践しています。
PNS(パートナーシップ・ナーシング・システム®)とは
看護師が安全で質の高い看護を、ともに提供することを目的に、良きパートナーとして、対等な立場で、互いの特性を活かし、相互に補完し協力し合って、その成果と責任を共有する看護提供方式です。パートナーおよびメンバーは互いに補完性の原理を活用し、日々の看護業務は「PNS補完の4重構造」で行います。
当院では、より安全で質の高い看護を提供する事を目的に、福井大学医学部附属病院が開発したパートナーシップ・ナーシングシステム®(PNS)を導入しました。
東北大学病院型PNSの目的
- 患者様に安全、安心で質の高い看護を提供します
- パートナー同士の補完および相互研鑽で、看護実践能力の向上を図ります
- 労働条件の改善、ワークライフ・バランス(WLB)の向上を目指します
2人で行う安心で安全な看護の提供
- 朝の挨拶にペアで向かっています

- ペアで患者さんの状態と今日の予定の確認をしています

- ペアで病室を訪問しバイタルを測定しています

- チームで患者さんのケアについて共有しています

- 点滴の指示もペアで確認します

PNSの取り組み
- 役割、経験年数別PNS研修(年間5研修を各2回)
- 実践報告会(年間3回)
- 意識調査、尺度調査
- 院内相互監査
- 外部施設研修受け入れ