感染管理認定看護師の池田しのぶです。今回は、来年開院する第一種感染症病棟についてご紹介します。平成26年11月、厚生労働省により、各都道府県に対して第一種感染症指定医療機関を設置することを求められ、宮城県では、当院に２床を整備することになりました。現在、病棟を建設中であり、まもなく完成します。来年5月の開院にむけて、ハード面に加え、ソフト面の整備もすすめているところであります。この病棟を担当する看護師は、各病棟より1名ずつ選出され、配属される予定でいます。その役割を担っているのが、今年度の感染リンクナースです。今年度の感染リンクナースは、毎月1回のスケジュールで、個人防護具の着脱訓練を行っています。写真は、その1コマです。個人防護具の着脱は、第一種病室で業務するうえで、重要なスキルです。みんな初めての体験に戸惑いを感じながら参加してくれていますが、感染管理室スタッフ総動員で、丁寧に、ゆっくりとスキルアップのお手伝いをしています。参加するすべての看護師が、個人防護具を慎重に、確実に着脱できるスキルを身に着け、来年の開院に備えたいと思います。これからも、訓練は続きます。
　「備えあれば、憂いなし」になりますように。七夕に願いをこめて・・。あ、七夕終わっていました。