国立大学法人東北大学 東北大学病院看護部

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かんごぶろぐ

「星陵だより7月号」です。


星陵会庶務部編集の「星陵会だより7月号」です。
みなさま、是非ご覧ください!!


星陵会だより7月号はこちらです。
 

  • カテゴリー:その他
  • 投稿日:2015.07.29 00:00

認定・専門看護師リレー㉕集中ケア認定看護師 須東 光江 さんです

みなさんこんにちは。集中ケア認定看護師の須東光江です。
 
わたしが集中ケア認定看護師になってから今年で11年が経過します。この10年の間で、ICUで行われる患者さんの看護は大きく様変わりしています。
 
たとえば術後の一場面では・・・
10年前であれば術後は『安静第一!』とばかりに、ベッドに横になっている患者さんが当たり前のICUの光景でした。しかし、現在は術後早期からのリハビリ介入が積極的に行われ、手術翌日にはベッドの脇に立つことまでできるようになりました。また、人工呼吸中の患者さんも、呼吸器が付いている間は鎮静剤で眠らされているというイメージを持つ方も多いと思いますが、最近は人工呼吸中でも患者さんは目を覚まして、看護師の問いかけに返答したり、筆談で会話までできるかたも増えてきています。これは、早期離床が術後の患者さんの回復や生命の予後に良い結果をもたらす、ということが明らかになってきたためです。大学病院の医療は日々最新の知見に基づいて行われます。急性期の医療も日進月歩で変革しているのです。
とはいっても、術後の患者さんは状態が不安定であり、急変する可能性もゼロではありません。ですからICUでは、患者さんのちょっとした変化を見逃さず、常に安全に気を配り、異常時には速やかに対処できるようたくさんの看護スタッフが患者さんの側で見守り看護を行っているのです。わたしたち集中ケア認定看護師はそのような急性期の患者さんに関するアセスメントの根拠や、集中治療における最新のケアの基準などについて、ICUをはじめ病棟の看護師の方々に情報提供をしながら、患者さんの1日も早い回復を願ってお手伝いしています。
重症な患者さんが治療している重々しい空気の漂うICUを想像している方がいらしたら、ぜひ一度ICUに足を運んでみてください。そこには、患者さんを中心に、明るい笑顔あふれる看護の日常があるはずです!
 
次回は当院の認定看護師の大先輩である、皮膚・排泄ケア認定看護師の高橋真紀さんです。どんなお話がきけるかお楽しみに♪
 

  • カテゴリー:その他
  • 投稿日:2015.07.22 00:00

研修【304】演じて学ぼう!シミュレーション教育 (TNADSレベルⅢ取得者研修)

 7月16日(木)、研修【304】演じて学ぼう!シミュレーション教育が行われました。
午前中は、シミュレーション教育についての講義があり、グループ毎にシミュレーション教育指導場面のプログラムを作成し、午後は実際にロールプレイを行いました。
研修を通して、効果的な指導方法と今後の課題を学びました。
とても活発な意見のやりとりがみられ、日頃の教育指導を振り返る機会にもなっていたようでした。
受講生の皆さん1日お疲れさまでした。

 
oizumi


 

  • カテゴリー:研修のようす
  • 投稿日:2015.07.16 00:00

第3回 病院見学会

第3回 病院見学会が開催されました。
 
7月11日(土)第3回 病院見学会が開催され、20名の看護学生が参加されました。

院内見学では、一般病棟(東15階病棟)、手術部、高度救命救急センター、集中治療室、緩和ケア病棟、外来を案内しました。
その後、2年目看護師の先輩2名から経験談を話してもらいました。
2年目の先輩は、やりがいを感じながら仕事をしていることが伝わってきました。
病院見学会の参加者からは、「見学会に来てよかった」「病院の規模が大きくて驚いた」「就職するイメージが持てた」などの感想を頂きました。
参加者の皆さん、暑い中、足を運んで頂き有難うございます。
また、ご協力を頂いた関連部署の皆さんありがとうございました。
次回は、第4回 9月19日(土)です。只今、病院見学会参加を募集しております。
看護学生の皆さんお待ちしております。

 


oizumi

  • カテゴリー:イベント
  • 投稿日:2015.07.11 00:00

認定・専門看護師リレー㉔皮膚・排泄ケア認定看護師 佐竹 ひとみ さんです

みなさんこんにちは。皮膚・排泄ケア認定看護師の佐竹ひとみです。
 
当院には現在4人の皮膚・排泄ケア認定看護師が所属しており、私は婦人科と乳腺外科の混合病棟である東7階病棟で病棟スタッフとして勤務する傍ら、毎週木曜日は外来にあるWOCセンターで、人工肛門を造設された患者様や褥瘡(床ずれ)などの皮膚障害をもつ患者様のケア・サポートを担当しています。
 
婦人科領域で人工肛門??と思う方もいらっしゃるかと思いますが、子宮は膀胱や直腸に挟まれた場所にあり、病気の進み具合によっては人工肛門や人工膀胱の造設が必要となる患者様がいらっしゃいます。手術の際は婦人科医師だけでなく、外科や泌尿器科の医師に応援を依頼しますが、術後の生活をサポートするのは婦人科が中心となります。患者様が安心して手術に臨むことができ、退院後の生活の不安ができるだけ解消できるようなケアを提供するために、看護スタッフは勉強会などを通して自己研鑽に努めています。私たち皮膚・排泄ケア認定看護師は患者様やご家族へのサポートはもちろん、どのようなケアがいいのかスタッフから質問を受けた際には実際に一緒にケアをおこない、根拠のある知識・技術を共有できるようサポートしています。
 
そのほかにも、子宮の手術を受けた後の排尿障害に対するケアや、褥瘡(床ずれ)の予防ケア、リンパ浮腫のある患者様や化学療法・放射線治療を受ける患者様のスキンケアなど皮膚・排泄ケア分野が関わる範囲はとても広く、さらに最新の創傷ケア用品・ストーマケア用品が開発されており、日々勉強の毎日です。
 
また、私の勤務する東7階病棟には現在、がん性疼痛看護分野、緩和ケア分野、皮膚・排泄ケア分野の認定看護師が計4名所属しています。それぞれの得意分野を活かしながら病棟全体で質の高い看護が提供できるよう情報共有やディスカッションをしていきたいと思っています。
 
次回は集中ケア分野認定看護師の須東光江さんです。経験豊富な須東さんのお話を楽しみにしています。
 

  • カテゴリー:その他
  • 投稿日:2015.07.06 00:00

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