国立大学法人東北大学 東北大学病院看護部

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かんごぶろぐ

【研修57】教えることは 最大の学びⅣ-寝衣交換編-

11/20(火)。AOBAナース・プログラム上級2コース研修のひとつ、『看護学生さんを対象としたセミナー』の第5弾が開催されました。セミナーの講師は、AOBAナース・プログラム モデル受講者の手術部の軍司さんと西8階病棟の元井さんです。

セミナーのテーマ
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寝たきり麻痺患者モデルの寝衣交換
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セミナーの参加者は、4年生の看護学生さん8名です。麻痺のある寝たきり患者さんの寝衣交換を、講義とデモンストレーションの後、実際に体験します。全ての参加者が交代で患者役・看護師役を体験し、体験から得た学びをみんなで共有して、どのようにすると負担なく安楽に寝衣交換ができるのかを考えました。

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参加者から出された「なぜ健側から脱がせて麻痺側から窒ケるの?」の質問の答えは、参加者自身が体験の中から見つけたようでした。

今年度のAOBAナース・プログラム上級2コースのセミナーは、今回で全て終了しました。学習者のレディネスの把握から約5か月、いずれもよく練られ、楽しんで学べるセミナーになっていたと思います。臨床現場でも“学ぶことは楽しい!”と感じることのできる教育活動が行われるとよいなと思います。

(Okamu)

  • カテゴリー:イベント
  • 投稿日:2012.11.26 16:49

【研修51】コーチング-学びを導く・支える・引き出す-

11/16(金)・17(土)。TNADSレベルⅢ取得者を対象に、コーチングの研修を行いました。参加者は、2日間合わせて57名、後輩育成に携わるナースです。講師は、オフィスMONAMIの坂井慶子先生、先生のモットーは『クライアントと共に成長する』だそうです。

研修の目標は、コーチングスキルを理解し、教育活動に活かす方法を見出すことができることです。講義に続いて、コーチングの実際を見、コーチング役とクライエント役に分かれ『傾聴』『承認』の簡単なロールプレイを行いました。看護師経験のある先生の話は、とても分かりやすく、受講者の心に届いたようでみな頷きながら聞いていました。1日でコーチングを完全に習得することは無理ですが、核となるところが学べたのではないでしょうか。

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  ↑ 11/16の研修の様子
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  ↑ 11/17の研修の様子(会場レイアウトを変えてみました)

受講者からは「楽しかった。今まで後輩との関わりでモヤモヤしていたことが、すっきりした」「後輩の気づきを促すような関わりをしていきたい」という感想が聞かれました。

良いコミャjケーションとはどういうものかを知っていても、それができるとは限りません。是非研修で学んだことを、様々な教育場面で継続して実践していって欲しいと思います。

(okamu)

  • カテゴリー:イベント
  • 投稿日:2012.11.19 12:03

【研修57】教えることは最大の学びⅣ-早期離床編-

11/9(金)。AOBAナース・プログラム上級2コース研修のひとつ、『看護学生さんを対象としたセミナー』の第4弾が開催されました。セミナーの講師は、AOBAナース・プログラム モデル受講者の東8階病棟の大泉さんと東5階病棟の佐藤さんです。

セミナーのテーマ
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手術の後は、安静じゃないの~~~
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セミナーの参加者は、4年生の看護学生さん8名です。早期離床についての講義の後、実際に離床援助の患者体験・看護師体験をします。患者さんは手術後2日目、点滴・ドレーン・尿道留置カテーテル等が挿入されている設定で、どのように声がけをし、どんなところに注意して離床の援助をするのかを体験しながら、学んでいきます。初めは学生さん達のみで体験し、次は講師のデモンストレーションを見て、何が違うか話し合い、最後にもう一度体験します。

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講義を聴く→体験する→振り返る→体験する→振り返るということを通して、理論(わかる)を実践(できる)につなげていきます。講師のフィードバックによって、学生さん達は、講義の内容だけでなく、実習での経験に結びつけながら、考えることができていました。この体験を忘れないで欲しいと切に願います(-_-)。

(Okamu)

  • カテゴリー:イベント
  • 投稿日:2012.11.12 17:00

【研修57】教えることは 最大の学びⅣ-コミュニケーション編-

11/8(木)。AOBAナース・プログラム上級2コース研修のひとつ、『看護学生さんを対象としたセミナー』の第3弾が開催されました。セミナーの講師は、AOBAナース・プログラム モデル受講者の西7階病棟の氏家さんと西9階病棟の大瀧さん、東6階病棟の對馬さんの3人です。

セミナーのテーマ
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患者さんとのコミャjケーション方法を考えてみましょう
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セミナーの参加者は3年生5名、4年生4名です。コミャjケーションの重要なスキルである『傾聴』『共感』『非言語的コミャjケーション』『沈黙』を、実際に傾聴やパーソナルスペースを体験したり、事例の再現ビデオを見たり、講師を交えてグループでディスカッションしたりすることで学んでいきます。

そしてセミナーの最後には、講師の所属部署の看護師67名から寄せられた[現在の看護に役に立った経験]と[学生さんへのエール]が、氏i歌:bank band桜井 和寿)という曲をBGMにスライドショーで流されました。

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講師からの実際の経験談、先輩ナースからのメッセージは、学生さん達の心に響いたようで、「励まされた」「いろいろなことを経験して私も素敵な看護師になりたいと思った」という感想が聞かれていました。

これからの実習で、そして就職してからも“先輩ナースはみんなを応援しているよ”ということを忘れないで、がんばって欲しいと思います。

(Okamu)

  • カテゴリー:イベント
  • 投稿日:2012.11.08 19:56

【研修41】演じて学ぼう!急変時対応

10月30日(火)、レベルⅡ取得者を対象に、「演じて学ぼう!急変時対応」の研修が行われました。講師は、クリティカルケア部門員の方たちです。

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この研修は、急変時の対応を根拠に基づいて実践できること、また急変時のリーダーとしての役割と課題を見つけることを目標としています。研修の内容は、急変時の対応について事例をもとにシナリオを作成し、実際に演じてみるというものでした。臨場感のあるロールプレイを行ったことで、急変時にチームリーダーとしてどのように考え、どのように指示をするかについて学びを深めることができたようです。

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受講者からは、「新人、ベテラン看護師、医師など様々な視点から急変時の対応について気を付けるべき点や効果的な方法、リーダーの役割について考えることができた」という声や、「リーダーとしてのアセスメント能力・指示力・行動力を学ぶことができた」という声が聞かれ、チームダイナミクスを考慮した動きの重要性を認識することができたようでした。

受講者の皆さん、研修での学びを現場のケアに活かしてくださいね(^J^)

(umi)

  • カテゴリー:イベント
  • 投稿日:2012.11.01 19:46

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