2014.08.13
8月7日(木)、TNADSクリニカル-レベルⅡ取得者以上を対象に、「フィジカルアセスメントⅤ」の研修が行われました。
講師は、安彦武 認定看護師です。
この研修は、急変事例のフィジカルアセスメントおよび対応について理解することを目的に行われる研修です。
研修では、グループワークや演習を中心に、急変事例を用いて迅速評価・一次評価・二次評価を行い、情報伝達技術(ISBAR)についても学びを深めることができました。
(umi)
2014.08.11
みなさんこんにちは。緩和ケア認定看護師の藤本 亘史(こうじと呼びます)です。
東北大学病院では2年目ですが、看護師となって27年、緩和ケア認定看護師として12年になります。現在は、看護部教育担当としてがん看護教育を中心に、週2日緩和ケアチームの一員として活動しています。
前勤務先(静岡県浜松市)では、戦略研究OPTIM(Outreach Palliative care Trial of Integrated regional Model)緩和ケア普及のための地域プロジェクトのメンバーとして、地域に緩和ケアを広げるための活動をしてきました。その経験を自分の出身地である東北の緩和ケアの充実・発展のために東北大学病院に移動してきました。
今年は、冷夏といわれていたはずですが、仙台も暑い日が続き、少々夏バテ気味です。いつまでも若いつもりでいましたが、すっかりおじさんになり、現在の部署では「お父さん」と呼ばれるようになりました。(トホホ・・・)
私が関係する研修会について2つ紹介させていただきます。8月31日(日)に、東北大学保健学科でおこなわれる「宮城県緩和ケア看護師ステップアップ研修」の講師として、「チーム医療・多職種連携における自施設の問題点と課題」をおこないます。また、11月22日(土)には、東北大学病院看護部、認定・専門看護師会主催の公開講座(地域の医療者向け)で「役に立つ在宅での緩和ケア」をおこないます。内容の候補として、「在宅でおこなう症状マネジメントのコツ」あるいは「スピリチュアルペンへのケア」などを考えています。興味のある方は、近々、病院看護部ホームページに案内を記載しますので、確認の上、是非ご参加ください。
この先、看護ブログでの認定・専門看護師のリレーは、2週間に一度更新していきます。この先、来年10月まで続く企画なので楽しみにしてください。次回は、笑顔が素敵な小児専門看護師の井上由紀子さんになります。
2014.08.06
宮城県看護協会主催「ふれあい看護体験」を7月31日(木)に当院で行いました。宮城県内の中高生41名が参加しました。まず初めに門間看護部長から病院の概要について話があり、その後で記念撮影を行いました。10時30分過ぎから12時まで2~3名に分かれて病棟で看護体験をしました。患者さんと話をしたり、車いす体験をしたり、新生児の沐浴を見学したりと様々な体験しました。
お昼は病院食を食べました。栄養管理室の岡本室長から栄養に関する話をしてもらい、普段の食生活を見直す機会になったようでした。
昼食の後は、7~8名に分かれて各自が体験したことを発表しました。最後に看護協会からの看護の日グッズと朝に撮影した記念写真を渡して、解散となりました。
感想文には以下のようなことが書かれていました。
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「子ども達が病気とたたかっている姿を見てとても感動し、看護師になりたいという思いを強くしました。」(Aさん)
「生活のケアはもちろん大切だけど、心のケアも大切ということがわかった。今日、体験したことを将来に役立てていきたい。」(Bさん)
「看護師という仕事は辛いことばかりだと思っていたのですが、辛いことだけでなく楽しいこともあるのだとわかりました。」(Cさん)
「よりいっそう自分の将来の夢が定まった気がします。今日体験して得たことを胸にまずは志望校に入学すべく日々勉強に専念していきたいと思います。」(Dさん)
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「ふれあい看護体験」を通して中高生の方々と接して私たちも元気とパワーをもらいました。参加した皆さんに看護師になりたいと思ってもらえたら嬉しいです。また、来年も実施します。看護師はどんな仕事をするのだろうと思っている方は来年是非参加してみてください。お待ちしています。
(Y.Suzuki)
2014.08.05
星陵会だより8月号です。
是非、ご覧下さい。
星陵会だよりはこちらです。
2014.07.29
この度、東北大学大学院医学系研究科保健学専攻看護学コースと東北大学病院看護部は、平成21年度~25年度に実施した文部科学省看護職GP事業「看護キャリアプロモート支援システム開発」の実績をいかし、合同で「東北大学ケアサイエンス共創センター」を設置することになりました。略称は、TUCSCO(タクスコ):Tohoku University Care Science Co-Creation Centerです。このセンターは、東北大学大学院医学系研究科保健学専攻看護学コースと東北大学病院看護部が連携し、知と技を結集した次世代型ケアを創出することを主な目的としています。
それに先駆け、7月17日保健学科棟大講義室で「東北大学ケアサイエンス共創センターキックオフ講演会」を開催致しました。保健学専攻看護学コースの吉沢豊子教授がTUCSCOについて報告した後、文部科学省高等教育局医学教育課大学病院支援室の市村尚子専門官から「看護部と看護学コースの連携に期待すること」、東京大学大学院医学系研究科健康科学・看護学専攻の真田弘美教授から「臨床現場(看護)に立脚した研究基盤モデル―アドバンストナーシングテクノロジーの着想」というテーマでご講演頂きました。
吉沢豊子教授によるセンター創設についての報告の様子は、東北大学大学院医学系研究科・医学部動画配信サイトで閲覧することができます。
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http://www.med.tohoku.ac.jp/mov/symposium/mov/13yoshizawa.html