国立大学法人東北大学 東北大学病院看護部

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かんごぶろぐ

「材料部新聞」です

材料部新聞 第3号が発刊されました。
是非、ご覧ください。

材料部新聞はこちらです。

  • カテゴリー:その他
  • 投稿日:2014.10.01 13:25

認定・専門看護師リレー⑤ 皮膚・排泄ケア 伊藤 由美さんです

みなさん、こんにちは。皮膚・排泄ケア認定看護師(WOCN)の伊藤由美です。
この度、認定審査に無事合格し認定看護師になることができました。ご存じの方も多いと思いますが、皮膚・排泄ケアの領域は、創傷(Wound)、オストミー(Ostomy)、失禁(Continence)の三分野が専門となります。
院内には既に3人の先輩がWOCNとして活動しており、先輩たちの活躍のおかげで、院内におけるWOC分野の活動内容は比較的周知されています。今後は先輩たちと、今年度WOCNとなった同期のもう一人と共に計5名で頑張っていきますのでよろしくお願いします。ちなみに、この5人は全員女子です。少なくとも月に一回はセミナーやミーティング、学会などで集まる機会がありますが、雰囲気は明るく楽しいチームです。自由に発言ができる雰囲気のため、自分の意見やアイディアをためらわずに言うことができます(時々するどいつっこみも入りますが)。私も未熟ではありますが、先輩から「根拠がしっかりしていれば、どんなケアでも間違いではない」という指導の下、患者さんへのケアを提供しています。
先日、名古屋で開かれた褥瘡学会に行ってきました。そこでは最新の内容を盛り込んだ教育講演や、たくさんの業者さんが新製品を紹介したりと多くのイベントが行われていました。私も自分の中でしっかりと消化して、患者さんに還元したいと思います。この褥瘡学会、来年は仙台で開催予定です。是非、興味のある方は参加してください。

(院内のWOCNです
左から千葉、佐竹、高橋、伊藤、渡邊)
次回は、私と同じく今年度新生児集中ケアの認定看護師となった戸澤和恵さんです。どんな話が聞けるのか楽しみです♪

                                  

 

  • カテゴリー:その他
  • 投稿日:2014.09.22 08:59

【研修059】We are プロフェッショナル!

9月18日(木)、主に新人看護師を対象に、【研修059】「We are プロフェッショナル!」が行われました。
講師は、井上昌子専門看護師です。

この研修は、日常の看護実践を倫理的視点で考えることができることを目標に行われる研修です。
研修の中では、どのような時に倫理が必要なのか、看護者の倫理綱領とは、プロフェッショナルとは、など新人看護師にもわかりやすく説明され、参加者は真剣な表情で研修を受講していました。
グループワークでは、日々の看護実践を倫理的視点で振り返り、参加者それぞれが倫理について深く考えることができました。

 

みなさん、プロフェッショナルを目指し、日々の看護実践を積み重ねていきましょうね。

(Ari)
 

  • カテゴリー:研修のようす
  • 投稿日:2014.09.19 11:07

認定・専門看護師リレー④ 認知症看護 田中 陽子さんです

みなさんこんにちは。認知症看護認定看護師の田中陽子です。
昨年長野県駒ケ根市にある長野県看護大学で研修を受け、今年認知症看護認定看護師の資格を取得しました。駒ケ根市は南アルプスと中央アルプスに挟まれ、あちこちで中央アルプスから流れ下る水音が聞こえ、季節ごと蕎麦やりんごが花を咲かせる美しい風景が広がっています。長野県は長寿県としても有名で、看護大学にあるプールでは元気なシニアたちが生き生きと体を動かしており、研修生がついていくのが大変なほどでした。
さて、認知症についてですが、65歳以上の高齢者では認知症の全国有病率推定値は15%、MCI(正常でもない、認知症でもない状態の者)の全国推定値は15%(平成25年発表厚生労働科学研究)とされています。そして、高齢者の有病率は86.3%(厚生労働省白書平成23年度版)にのぼります。
 認知症を持ち、急性期医療を受ける患者さんは、疾病による苦痛に加え、「頭の中で考えていることがどんどん途切れて消えていく」といったような困難を抱えながら、慣れない病院の環境に適応していかなければならず、二重、三重の困難に直面していることが想像されます。そのような患者さんに安心して医療を受けて頂くためにはどうしたらよいか、全力で考えていきたいと思っています。患者さんが見せてくれる笑顔や穏やかな表情、大変な状況にもかかわらずこちらを気遣って下さるその優しさ、喜んでもらおうと頑張って下さるその姿に触れるとき、その瞬間の一つ一つが、患者さんからの尊い贈り物であると感じます。その大切な時間を、感謝を込めて共有していきたいと考えています。

(写真は駒ヶ根で借りていたアパートからの風景です)

次回は、外来で皮膚・排泄ケア認定看護師として患者さんからの信頼も厚い、笑顔の素敵な伊藤由美さんです。

  • カテゴリー:その他
  • 投稿日:2014.09.08 09:24

認定・専門看護師リレー③ 小児看護専門看護師 井上 由紀子さんです

みなさんこんにちは。看護管理室,小児看護専門看護師の井上由紀子です。
これまで認定・専門看護師会でも小児看護専門看護師のPRをしてきましたので,趣向を変えて今回は日本小児看護学会第24回学術集会での活動の紹介です。
学会にはテーマセッション「みんなで創る臨床カンファレンス-身近な事例から倫理的実践へ」のグループ討議ファシリテーターとして参加しました。会場に集まった方々で10人程度のグループを作り(皆さん初対面です!),同僚,先輩,管理者という役割を担ってもらい,カンファレンスを創ってもらいます。私はカンファレンスの司会の役割でした。
会場では,小児看護の経験が少ない看護師が子供に採血を行った時に適切な説明をせずに抑えつけてしまったことに葛藤を感じ,部署のカンファレンスで「(自分がとった行動は)しょうがないですよね。でも,どうしたら良かったのでしょう・・・」と話題提供したという状況設定で実際にカンファレンスを行いました。
参加者はベテラン看護師も多く,本来であれば「そんなことしちゃダメに決まってるでしょ」と言いたいところをグッとおさえ,「しょうがないですよね」と言いながらも何かモヤモヤした思いを抱えている看護師にも注目し,同僚役として経験を踏まえながら自分の考えを発言し,先輩役に助言を求めたり,管理者役として同僚や先輩の意見をまとめたりと活発なカンファレンスになりました。
明確な結論は出ませんでしたが,子供や家族にとっての善い方法は何なのかを考えていく過程が大切で,これらの積み重ねが倫理的視点の意識の高まりにつながっていくのだと思います。
倫理カンファレンスというと難しく感じたり,抵抗感を持ったりすることも多いと思いますが,倫理的問題の検討ではなく事例検討として考えてみることから始めると取り組みやすいのではないでしょうか。今回の対象は小児でしたが,成人領域の場合でも活用できると思いますので,ぜひ部署でも取り入れてみてください。不明な点はお気軽にお問合せ下さい。カンファレンス運営のコツをお伝えできると思います。
 
さて,次回は認知症看護認定看護師の田中陽子さんです。認知症看護認定看護師は当院で第一号です。どのようなお話が聞けるか楽しみです!

 

  • カテゴリー:その他
  • 投稿日:2014.08.23 12:59

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