国立大学法人東北大学 東北大学病院看護部

  • 交通・アクセス
  • お問い合わせ

かんごぶろぐ

認定・専門看護師リレー 72 急性・重症患者看護専門看護師 松井 憲子さんです

  こんにちは。急性・重症患者看護専門看護師の松井憲子です。
 6月は学会の季節ですね。
 先日、仙台市の国際センターで第13回日本クリティカルケア看護学会が開催されました。大会長は、東北大学医学系研究科の佐藤冨美子先生でした。当院から、スタッフとして参加された方も多かったと思います。皆さまおつかれさまでした。
 学会の内容はあまり聴くことができませんでしたが、同じ領域の方々や懐かしい顔ぶれの方々と再会できたことは、とてもいい刺激になりました。
そして、なんと、むすび丸君も参加してくれて、学会を盛り上げていました‼とても働き者でサービス心も旺盛だったので、参加された方々から大好評でした。2日間とも天候に恵まれ、各会場の講演や研究発表なども盛り上がっており、杜の都仙台らしい学会はとても盛会でした。
 また、東北絆祭りとも重なって、遠方から参加された方はラッキーだったようです⁉大混雑の東北絆祭りより会場の方が過ごしやすかったと思いますよ・・・と、言いたい気持ちをぐっとおさえていたところ、知り合いはさらに青葉城や松島までも行っていたらしく、大混雑だったけれどもとても有意義だったそうです。やはり、皆さん学会プラスαの観光が楽しみのようですね。



次回は、慢性疾患看護専門看護師・糖尿病看護認定看護師の由浪 有希子さんです。よろしくお願いします。


 

  • カテゴリー:その他
  • 投稿日:2017.06.27 00:00

認定・専門看護師リレー71 手術看護認定看護師 軍司 希さんです

 こんにちは、手術看護分野の軍司 希です。
 先日、日本手術看護学会東北地区学会に行ってきました。
 日本手術看護学会は、日本看護学会、日本助産師学会に次ぐ規模で、手術看護分野のメイン学会です。昨年は仙台国際センターで第30回年次大会が盛大に開催されました。その中で私たち認定看護師は、集客ナンバー1のセミナーを毎回開催しています。
 手術看護学会は8つの地区で構成されていて、東北地区は例年5月末に仙台駅前のAERで地区学会を行っています。今年は5/28に開催され、300名以上の東北地区の手術室看護師が集結しました。
午前は「医療事故調査制度と手術室」の講演を東海大学八王子病院 上野正文先生からいただき、不幸にも医療事故が発生してしまった時の対応を学びました。医療業界では「エラーは不注意」説がいまだに支配的で、ヒューマンエラーの概念を「人は誰でも間違える」と変えなければならず、エラーが起こらないシステムとして考えなければいけないとのことでした。
 お昼のランチョンセミナーは、手術室では毎日使用する電気メスの意外に知られていない設定に関する内容でした。生のお肉を使った動画でパワーの違いを目の当たりにし、設定の違いでこれほどまでに違うのかと驚きました。ランチョンセミナーは数年前から始まったのですが、地区学会であるのはとても珍しいと思います。
 午後からは9題の研究発表が行われ、今年はいつになく活発な質疑応答が行われました。
 手術室は1施設にひとつしかないことや専門的な業務内容から、悩みを相談できる部署が院内にはないのですが、東北地区だけでも年5回程度の研修が開催され、情報交換の場となり、多施設との繋がりが大きいのが他の部署にない特徴です。
 次回は、急性・重症患者看護分野専門看護師の松井憲子さんです。よろしくお願いします。



 

  • カテゴリー:その他
  • 投稿日:2017.06.06 00:00

認定・専門看護師リレー70 皮膚・排泄ケア認定看護師 渡邊涼子さんです

  皮膚・排泄ケア認定看護師の渡邊涼子です。今年度より外来WOCセンター勤務となりました。病棟勤務との違いに慣れるべくまだ四苦八苦している毎日です。今回は当院外来WOCセンターのケアの様子などについてお伝えしたいと思います。
 WOCセンターには1名の皮膚・排泄ケア認定看護師(以下WOCN)、月・火・金には肝胆膵・胃腸外科外来の看護師、水・木は2名の病棟所属のWOCNが勤務しています。水・木は胃腸外科の外来日のため、病棟で人工肛門(以下ストーマ)を造った患者さんが初回のストーマケアのフォローアップのため多く受診されています。
今年度私は、外来勤務を始めたことで、自分が就職したばかりの頃に胃腸外科病棟でストーマを造設し現在もWOCセンターでフォローしているストーマ保有者の方々にお会いする機会が多くなりました。ベテランのストーマ保有者(以下オストメイト)の方々とケアを通して、旧病棟のことや当時の主治医のことなど思い出話ができることも楽しく感じています。オストメイトの皆さんはそれぞれが社会復帰されストーマととともに生活を送ってきた方々であり、内部障害であるオストメイトについて社会に知らせたいと活動をしている方、障害者雇用の問題を考えている方もいて、私自身が教わることもたくさんあります。ストーマを保有しながら年齢を重ねることで自身に介護が必要になった時の不安を感じておられる方も多く、生涯にわたりオストメイトへのフォローを行うことの必要性も改めて感じています。
WOCセンターではその他にも院内のストーマケアや褥瘡(床ずれ)のケア、便失禁などによるスキントラブルのケアなど、ストーマ、創傷、失禁に関するケアを行っています。WOCセンターでの皮膚・排泄ケア認定看護師の役割について少しイメージしていただけたでしょうか。
 最後に、前回の担当の高橋さんも触れておられましたが、9月に日本褥瘡学会がお隣の岩手県盛岡市で開催されます。この学会は医師や看護師はもちろん、褥瘡の予防や治療に関わる薬剤師、栄養士、理学療法士、MSWなど多職種が参加する規模の大きな学会です。東北での開催ですのでよろしければぜひ参加してみませんか。
 次回は手術室看護認定看護師の軍司希さんです。どんなお話が聞けるか楽しみですね。

  • カテゴリー:その他
  • 投稿日:2017.05.29 00:00

認定・専門看護師リレー69 皮膚・排泄ケア認定看護師 高橋真紀さんです

  みなさん、こんにちは。皮膚・排泄ケア認定看護師(WOCナース)の高橋真紀です。
今年の春から、外来のWOCセンターから約10年ぶりに病棟へ異動となり、以前とは使用している物品やシステムが違うことで、たくさんの戸惑いがありますが、周りのスタッフに根気強く優しく教えて頂き、温かく見守って頂きながら、あっと言う間に1ヶ月が経ちました。早く病棟の仕事を覚えて、外来での経験と認定看護師の役割(実践・指導・相談)を病棟で生かして、病棟スタッフの方と一緒に患者さんへ還元していきたいと思っている今日この頃です。
さて、前置きが長くなりましたが、私が働いている病棟は、形成外科と歯科口腔外科の病棟です。形成外科では、WOC領域で関係が深い、褥瘡治療のために入院する患者様もいますので、今回は、看護師の褥瘡ケアの意義について一緒に振り返りたいと思います。
 皆さんもご存じのように、褥瘡は、局所の圧迫や応力にかかった時間、栄養状態などが複合した原因で発生します。そして、褥瘡の感染や褥瘡部位からの多量の水分や蛋白の流失などは、全身状態の悪化も引き起こします。また、車いす生活を送っている患者さんが褥瘡を発生した場合、褥瘡部の治療のため、患者さんのADLを縮小し、自立を妨げることを余儀なくされる場合もあります。このように、褥瘡発生をしてしまうと、身体的な影響はもちろん、QOLの低下、褥瘡治療のために必要な莫大な労力と経済的な負担を強いられることになります。このような問題から看護師は、褥瘡予防的ケアの実践と患者・家族の褥瘡の予防教育を担っていく必要があります。そして、残念ながらできてしまった褥瘡に対しては、褥瘡発生の原因を追求するとともに患者さんの苦痛を最小限にする援助を目指す必要があると言われています。病院勤務の看護師は、入院中はもちろん、退院が決まった患者さんや外来通院している患者さんで褥瘡発生のリスクがある場合には、看護師が患者・家族へ褥瘡の予防的な教育を行うことも大切ですね。
 日頃行っている褥瘡予防について振り返ることができたでしょうか?今年の日本褥瘡学会東北地方会は、福島県郡山市で7月1日(土)に、日本褥瘡学会学術集会は、岩手県盛岡市で9月14日(木)15日(金)に開催されます。興味を持たれた方は、是非参加してください。
 次は、今年から病棟から外来へ異動となった、皮膚・排泄ケア認定看護師の渡邊涼子さんです。どんなお話を聞くことができるでしょうか、楽しみしましょう!


 

  • カテゴリー:その他
  • 投稿日:2017.05.18 00:00

星陵会だより 4月号

今回は星陵会庶務部編集の「星陵会だより」をお届けします!

星陵会だより4月号はこちらです!

  • カテゴリー:その他
  • 投稿日:2017.04.25 16:00

PageTop