2013.08.01
今年度の看護部教育計画の特徴は、AOBAナース・プログラム(教育指導者育成プログラム)の実践力に、[がん看護]分野が新たに加わったことです。
看護部では、より多くの看護職員の皆様に、東北大学のがん看護の現状を知ってもらい、プログラム作成の経緯や方向性を確認してもらうため、希望のあった部署に出張しての説明会を行っています。
説明者は看護部教育担当であり、緩和ケア認定看護師の藤本亘史さんです。7月は、西11階病棟、西16階病棟、南病棟、西17階病棟に伺いました。説明会に参加された方からは、緩和ケアの現状についての質問や研修受講者枠を拡大して欲しいなどのリクエストがありました。今後教育計画を企画する際の参考にさせていただきます。
説明会は、8月いっぱい行う予定です。もし出張説明会の希望がございましたら、Nurse支援室(内線7571)までご連絡ください。
(Okamu)
2013.07.30
今年4月、10名のAOBAナース(教育指導者)が誕生しました。
AOBAナースは、OJT(On-the-Job Training)を基本とした教育に携わり、看護部教育計画の企画運営や保健学科講義演習の補助等、様々な教育場面で力を発揮することが期待されています。今回は、その中で看護部教育計画の講師・ファシリテーターを担当した3人の活躍をご紹介します。
●西9階病棟勤務 大瀧小織さん
大瀧さんは、5/7(木)の新卒看護師を対象とした研修055「フィジカルアセスメントⅠ」で、循環器系のフィジカルアセスメントの講師と情報伝達の演習のファシリテーターを担当しました。講義では、新人さんが臨床で陥りがちな事例を『新人看護師物語~フィジカルアセスメントの実際』と称したパワーポイントで解説し、受講者の視点に立って理解を促す工夫をしていました。
●東8階病棟勤務 大泉千賀子さん
大泉さんは、7/17(水)の新卒看護師を対象とした研修057「増え続ける糖尿病患者とインスリンインシデント」で、講師と自己注射の演習のファシリテーターを担当しました。糖尿病の概要だけでなく、「糖尿病の患者さんが入院してきたら…」と実際の対応、医療安全の視点からみたインスリン製剤の取り扱いなど、臨床ですぐ使える内容の講義となっていました。また講義の始まりや合間には、手の運動や趣味の話をさせるなど、受講者の緊張をほぐす配慮をしていました。
●看護管理室勤務(教育担当) 北澤杏里さん
北澤さんは、5/22(水)の全看護師を対象とした研修006「シミャ戟[ション教育の基礎」でシナリオ作成のファシリテーター、7/25(木)のTNADSレベルⅢ以上を対象とした研修304「演じて学ぼう!シミャ戟[ション教育指導」でロールプレイのファシリテーターを担当しました。研修304の受講者は、各部署のリーダー格の看護師であり、また院外からは師長さんの参加もあり、少し緊張した様子がうかがえましたが、常に笑顔で対応していました。「受講者と一緒に学ぶんだという気持ちで臨みました」と北澤さん。
3人とも、AOBAナース・プログラムで培った教育力=『自ら学ぶ姿勢を持ち続け、他者の学びを導き支える力』を存分に発揮していました。今後もOJTで活躍するAOBAナースの様子など、レポートしていきたいと思います。
(Okamu)
2013.07.26
材料部新聞が刊行されました。
材料部新聞には材料部の活動や取り組みについての情報が掲載されており、材料部や勤務するスタッフの活動について知ることができます。
材料部は直接的には患者さんに関わることありません。しかし、私達が安心して業務を行い、患者さんに質の高い看護が提供できるのも、材料部の皆さんのような縁の下の力持ちの存在に支えられているからです。
私達のことを支えてくれる方々に感謝を忘れず、そして自分のできることを一生懸命頑張っていきましょう!!
材料部新聞は各部署に配布されていますので、ぜひご覧になって下さいね☆
材料部新聞はこちらですこちら
(Ari)
2013.07.26
7月25日(木)TNADSレベルⅢ取得者を対象に【研修304】「演じて学ぼう!シミャ戟[ション教育指導」が行われました。
この研修は、シミャ戟[ション教育における効果的な指導方法を理解することを目的に行われている研修です。講師は西10階病棟の浦山美輪看護師長、研修のファシリテーターも看護部のスタッフ5名で行いました。
この研修は、院外公開の研修です。当日は、仙台市近郊の11施設より合計24名の参加がありました。研修受講者は44名だったので、なんと半数以上が院外の受講者でした!院外からの受講者も積極的に研修に参加し、活発なグループワークやロールプレイを行うことができました。受講者はロールプレイを通し、効果的な指導方法について深く考えることが出来たようです。また、他施設のプチ情報を聞くことができ、院内外の情報交換の場にもなりました。
受講者のみなさん、今後の教育指導場面ではぜひ「P-N-Pフィードバック」の活用をお願いします!
(umi)
2013.06.11
6月5日(吹j、保健学科の演習見学に行ってきました。
これは、看護基礎教育における教育活動の実際を理解することを目的に、看護部研修の一環として行われています。今回見学に行った演習は、2年生がバイタルサインの測定をするという内容でした。真新しいユニフォームに、ピカピカの聴診器を持って演習をする学生たちの様子を見ていると、なんだか私たちも学生時代にタイムスリップしたような気分になりました。
学生たちは演習中、それぞれに緊張した顔や、楽しそうな顔、困っている顔をしていましたが、どの学生も真剣に演習に取り組む姿が印象的でした。研修受講者たちとも、実際の看護場面でバイタルサインを測定する「コツ」について話をしていたようです。
実際に学生の学んでいる場に足を運ぶことができるというのは、とても貴重な経験ですよね。この研修を通し、学生や新人看護師が学ぶ場としての部署の環境について考える機会になると良いなと思いました。
(umi)