2012.05.29
5/26(土)快晴~。臨床中講堂にて研修「教育活動(研修)をデザインする」が行われ、院内から32名、院外からも3名の参加がありました。なんと受講者の約1/3は副看護師長でした。
講師は医学部保健学科 塩飽仁教授です。教育活動(研修)の設計、運営、評価までを実例をまじえながら丁寧に講義いただき、研修終盤には実際に「臥床患者のシーツ交換」「手洗い」をテーマに教育活動を設計し、それに対してグループディスカッションを行いました。グループディスカッションは1つの意見に対し異論を加えていく形式で行われ、ハーバード白熱教室とまではいかないまでも、活発に意見を交わすことができました。
受講者は、教育活動を設計する側、受ける側の両方を体験し、効果的な教育活動とは何か理解を深めたようでした。この研修での学びが現場に還元されることで、看護部の教育活動はさらにイキイキとなることでしょう。
(okamu)
2012.05.25
臨床看護職の教育力向上の一環として、「看護基礎教育の今を知る」と題した研修を今年度より始めました。この研修の目標は、看護基礎教育の実際を知ることで教育活動における個々人の課題を見出すことです。
研修の内容は、4/27(金)に医学部保健学科 佐藤喜根子教授から看護基礎教育と東北大学医学部保健学科教育の概要について講義を受けたのち、実際に保健学科に出向き授業を聴講・見学します。一人一つ以上の聴講と見学を5~7月にかけて行います。
本日、2年次の小児看護学原論と3年次の在宅看護論の授業を聴講・見学する様子を見に行ってきました。先生が工夫を凝らしてつくられた授業を聞いて必死にメモをとる学生の様子や、ロールプレイを通してイキイキと学ぶ学生の様子をみることができました。授業を聴講・見学した受講者からは「自分が学生の頃にはなかった授業の方法や学生さんが積極的に意見を出し合う姿をみることができ、よかった。もっと他の授業もみてみたい」という声が聞かれました。
『敵を知り、己を知らば百戦危うからず(孫子)』という言葉があります。教育は戦いではありませんが、まず相手を知り、自分を知ることがとても大切です。
「看護基礎教育の今を知る」ことで、学生指導や新人教育がさらに充実することを期待しています。
(okamu)
2012.05.09
雹と竜巻が去り快晴となった5月7日(月)、艮陵会館で「フィジカルアセスメントⅠ~情報収集と情報伝達」を行いました。新卒看護職員101名に加え、新卒以外からも8名の看護職員の参加がありました。
午前の研修では、患者の状態をアセスメントするための情報収集方法としてフィジカルアセスメントを、循環・呼吸・脳神経系に分けて基礎からじっくりと学びました。患者さんを数値だけでなく目で見て触れて会話をして、「何か変」「いつもと違う」と感じること・気づくことの必要性を何度も強調され、受講者は改めて検温の大切さを自覚したようでした。
また午後は、伝言ゲームを通して情報伝達の難しさを体験し、その後効果的に情報を伝達する方法としてISBARを学びました。ISBARとは医療安全の観点から生まれたコミャjケーションスキルです。Identify:報告者と患者、Situation:状況、Background:背景、Assessment:判断、 Recommendation and Request:提案と依頼の5つを伝えることを意識したもので、看護部では平成22年度の教育計画より導入しています。新卒看護職員は集めたたくさんの情報を整理して何が重要な項目なのか選択することに慣れておらず、演習では苦労していましたが、「明日からすぐにでも実践に活用してみたい」という声が聞かれていました。
現場の先輩看護師のみなさん、この研修での学びが実践に活かせるようサポートをどうぞよろしくお願いします。
(okamu)
2012.05.02
あっという間に4月が過ぎ、5月になりました。
ゴールデンウィークはいかがお過ごしですか?
心と体をリフレッシュして、5月も元気に働きたいですね(^_-)-☆
研修も次々行われています。
4月23日に行われた「基本が分かれば難しくない~人工呼吸器の基礎」では、実際に人工呼吸器を使用し、人工呼吸器の基本構造や操作方法について学びました。
4月27日に行われた「『看護基礎教育の今』を知るⅠ~概要」では、東北大学医学部保健学科の佐藤喜根子教授を講師に、看護基礎教育の概要や、看護学生の特徴について学びました。受講生からは、「これから学生の指導にあたるという時期だったのでちょうどよかった」という意見も聞かれ、各々学びを深めることができたようでした。
5月はいよいよ事例研究の研修が始まります。
卒後3年目看護師の皆さん、頑張りましょうね!
(umi)
2012.04.17
4月になり、新年度がスタートしました。
今年は118人の新採用者を迎えることができました。
うち102人は新卒のフレッシュさんです。
4月5日に看護部のオリエンテーションが行われ、門間典子看護部長から、社会人として、そして看護師としての姿勢についての説明がありました。
また、翌日の研修では、院内のオリエンテーリングが行われ、同期との絆を深めながら、様々な発見ができたようです。
フレッシモウんたちから新しい風を感じつつ、今年も力を合わせて頑張っていきましょう!!
門間看護部長 オリエンテーリングの様子
(umi)