国立大学法人東北大学 東北大学病院看護部

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【研修309】教えることは 最大の学びⅣ-点滴編-

研修「教えることは、最大の学び」では、受講者は『看護学生さんを対象としたセミナー』の講師体験をすること通して、インストラクショナルデザインの「分析」→「設計・開発」→「実施」→「評価」のプロセスを学びます。その第2弾が11/28(木)に行われました(第1弾は11/22掲載)。今回、講師をするのは、ICU2の丸子瑠美さんとICU3の小野寺美代さんです。
 
セミナーのテーマ  
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点滴なんて怖くない!就職後に役立つ静脈注射教えます
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セミナーの参加者は、保健学科4年生の6名です。
「点滴の滴下速度を計算する」「点滴ラインを点滴で満たす」「生食ロックしてある末梢静脈に点滴をつなぐ」「点滴の滴下を手動で調整する」「ポンプを使って点滴を落とす」という5つのミッションを、講師のデモンストレーションの後につづいて、全員で体験しました。

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就職してすぐに必要とされる『点滴』に関わる技術を身につけることで、就職後の不安を少しでも減らせるようにという講師の思いのこもったセミナーになっていました。臨床の看護師ならではの裏ワザやコツの伝授もあり、学生さんからは「学内演習でもやったが、再確認することができよかった。丁寧に教えてもらってよく分かった」いう感想が聞かれました。
デモンストレーション方法・課題の提示方法・声がけなど、学生さんの興味を引きつけたり、緊張をほぐしたりする工夫がたくさん盛り込まれ、講師の努力のあとがうかがえました。この努力はきっと日々の後輩指導にもつながっていくことでしょう。

(Okamu)

  • カテゴリー:イベント
  • 投稿日:2013.11.29 11:35

【研修210】現場で学ぶクリティカルケア

11月20-21日の3日間【研修210】「現場で学ぶクリティカルケア」が行われました。院内から9名、院外から2名の受講者が他部署でのクリティカルケアを体験してきました。

研修場所は受講者の研修目標に合わせ、ICU、救命センター、一般病棟などそれぞれでしたが、受講者はたくさんの学びを得ることができたようです。
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院内からの受講者Aさんは「救命センターは何でもあり、何でも来いという雰囲気がすごいと思いました。」と話していました。また、院外からの受講者Bさんは、「普段は小児をみているので、成人のケアの違いに驚きました。身体をみるというベースは変わらないけど、体が大きいが故のケアの工夫に気付きました。」と話していました。

院内外を問わず、自部署以外での看護を体験することで新たな気づきがあるようです。色々な部署での看護を見て、体験し、様々な視点で看護ができるようになると良いですね。この研修以外でも「他部署体験」をすることができます。他部署での看護を体験してみた人は、ぜひ所属部署の師長さんと相談をしてみてくださいね。

受講者のみなさん、お疲れ様でした。
受講者を受け入れてくださった部署の皆さん、ありがとうございました。

(umi)

  • カテゴリー:イベント
  • 投稿日:2013.11.26 08:24

【研修309】教えることは 最大の学びⅣ-コミュニケーション編-

AOBAナース・プログラム上級2コースでは、インストラクショナルデザインの「分析」→「設計・開発」→「実施」→「評価」のプロセスを、『看護学生さんを対象としたセミナー』を行うことを通して学びます。そのセミナーの第1弾が、11/22(金)に行われました。セミナーの講師は、西6階病棟の井上由紀子さん、放射線部の尾形富代美さん、西14階病棟の矢野晶子さんです。

セミナーのテーマ
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先輩ナースが教えます!!コミュニケーションのコツ
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セミナーの参加者は、4年生の看護学生さん8名。イライラして処置を拒否した患者さんの事例をもとに、どう対応したらよいか『考え』→『実際にやって』→『振り返る』ことをグループで、そしてみんなで行いました。

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学生さんは積極的にグループワークやロールプレイに参加し、「グループワークやロールプレイをすることで一人では思いつかなかっただろう答えをみつけることができた。就職後も困った事があったら、先輩に相談してみんなで一緒に考えていきたい」「実習中にコミュニケーションが上手くいかず悩んだことがあったが、なぜそうなったかを考えるよい機会となった」と、就職後につながる学びをしたようです。

良いコミュニケーションをとるということは、学生さん達だけでなく、看護師になってどれだけ経験を積んでも難しいものです。永遠のテーマですね。今回、誰よりも講師の3人がとても良いコミュニケーションを実践していました。「是非新人看護師にもこのセミナーをして欲しい」と教育担当者がいう位よく練られたセミナーでした。

(Okamu)

  • カテゴリー:イベント
  • 投稿日:2013.11.22 14:12

【研修305】コーチング~学びを導く・支える・引き出す

11/15(金)9:00~17:00、臨床大講堂で研修「コーチング~学びを導く・支える・引き出す」を行いました。講師は、昨年度に引き続きオフィスMONAMIの坂井慶子先生です。先生のやさしい声が会場に響く中、穏やかな雰囲気で研修は進んでいきました。

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研修の目標は、コーチングスキルを理解するだけでなく、教育活動に活かす方法を見出すことです。受講者は、自分自身を振り返ったり2人1組となって相互にコーチング体験をしたりしながら、実際に後輩や患者指導にコーチングをどう活かせるかを考えました。また現状の後輩指導に対する悩みについて、積極的に質問する姿もみられました。

究極のコーチングは『自分自身が後輩のモデルになること』だそうです。今日の学びが明日の行動につながっていくことを願っています。

(Okamu)

  • カテゴリー:イベント
  • 投稿日:2013.11.18 09:58

【研修204】演じて学ぼう!急変時対応

10月2日(吹jTNADSレベルⅡ取得者を対象に【研修204】「演じて学ぼう!急変時対応」が行われました。講師、ファシリテーターは認定看護師で組織されるクリティカルケアチームと、自ら手を挙げて参加したスタッフです。

この研修は実際の急変事例を元に急変時の対応を根拠に基づいて実践し、リーダーとしての役割と課題について見出すことを目標としています
研修では実際に研修生が体験した急変事例を元にシナリオを作成し、リーダー、新人看護師、ベテラン看護師等の役割を決め、急変の場面を演じました。それぞれの役割を演じることで、リーダー、メンバーとして、急変時にどのように行動するかについて、具体的に考えることができたようでした.

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研修生からは「ロールプレイを通し、急変時の役割分担の重要性を実感した。」「急変時は一人一人がもくもくと作業をしてしまうことも多いので、コミャjケーションをとり、きちんと役割を明確にしていきたい。」といった感想が聞かれ、チームダイナミクスについての学びを深めると共に今後の課題についても考えることができたようでした。

また去年研修を受け、今年ファシリテーターとして教える側に回ったスタッフからは「教えることで、去年学んだことをより深めることができた。自分自身にとっても大きな学びとなった」という感想がありました。当院の屋根瓦方式の教育を実感し、自分自身の学びを深めるよい機会となったようですね。
このように今年の受講生の中からも、来年度は研修での学びを活かし、教える側に回るスタッフが出てくることを期待します!

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研修生の皆さん、研修での学びを実践に活かしていって下さいね☆そして次年度は是非、ファシリテーターとして参加してみて下さいね!

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  • カテゴリー:イベント
  • 投稿日:2013.10.03 17:42

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