国立大学法人東北大学 東北大学病院看護部

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かんごぶろぐ

認定・専門看護師リレー㊻皮膚・排泄ケア認定看護師 千葉 倫子さん

みなさん、こんにちは。ブログ2回目となります、皮膚・排泄ケア認定看護師の千葉倫子です。
今回は、熊本県の地震を通して、災害時の体制の重要性を改めて感じましたので、宮城の皮膚・排泄ケア分野の災害支援についてお話しさせていただきます。東日本大震災後、津波の影響や避難時にストーマといわれる人工肛門の装具が手元にないなどの問題が発生し、病院での配布が行われました。ストーマ装具は数百種類にも及ぶので、普段使い慣れないものを使ったなど経験された患者さんもいらっしゃいました。そこで、災害時の対策として、学会、宮城でも支援の構築が行われました。その一部となりますが、宮城県内ではストーマ患者さんに災害手帳の交付が行われています。内容は、災害時、家の近くのどの病院へ行けばストーマ装具をもらえるのかが書かれており、自分の普段使っている装具、一時的に普段とは違うストーマ装具を使用する場合、自分にあった装具が何かなどを記入できる手帳です。この手帳を配布するために、Tシャツを販売し、売上金をもとに手帳を患者さんへ配布するという仕組みになっています。トーマス君というかわいいキャラクターのTシャツです。トーマス君のおなかにはストーマがあるんですよ。現在、黄色のみですが、今後はさまざまなカラーバリエーションやキッズ用など計画中のようです。宮城のストーマ患者さんのためにみなさんも1枚いかがですか?



 次回はがん放射線療法看護認定看護師の飯沼由紀恵さんです。どのようなお話がきけるでしょうか、楽しみです!
 

  • カテゴリー:その他
  • 投稿日:2016.05.09 00:00

認定・専門看護師リレー㊺新生児集中ケア認定看護師 戸澤 和恵さん

 新生児集中ケア認定看護師の戸澤和恵です。
近年、新生児集中治療室は救命・集中治療の場だけでなく、退院後の地域における成育支援まで重要な役割を果たすべき時にきています。地域の中で暮らすこどもたちとご家族の不安を軽減し、安心して育児をできるような包括的なサポート体制作りの一貫として、昨年度、NICUを卒業した子供たちと親の会と称して同窓会を開催しました。今回は、その時の様子を報告させていただきます。
6ヶ月~6歳児までの総勢20組のご家族が集合し、病院スタッフやご家族同士で、成長をともに喜び、悩んでいることなどを共有し合う場になりました。参加されたご家族からは、「出生からを振り返るいい機会になった」「他のご家族の話を聞いて励みや勉強になった」「成長した姿を見せることができてうれしかった」などのご意見をいただいています。そして、楽しそうに遊ぶこどもたちの姿が何より印象的でした。今回のレポートは参加したご家族に同意をいただき、今入院中のご家族にも還元させていただきました。私たちにとっても、ご家族の思いやニーズを改めて知る機会となり、今後の退院支援につなげていこうと考えています。
次は皮膚・排泄ケアの千葉倫子さんです。昨年度から、皮膚・排泄ケアの認定看護師さんが新生児集中治療室に定期的な回診に来てくれ、皮膚が未熟なこどもたちにたくさんのケアのご助言をいただいています。よろしくお願いします。

 

  • カテゴリー:その他
  • 投稿日:2016.04.25 00:00

認定・専門看護師リレー㊹リエゾン精神看護専門看護師 鴇田 百合子さん

みなさん、こんにちは。
リエゾン精神看護専門看護師の鴇田百合子です。かんごぶろぐに初登場です。
 
2015年12月に資格取得し、現在は西13階の精神科病棟で勤務しています。私は、看護学生の頃から精神看護に興味を持ち、卒後に精神科病棟配属を希望し配属となりました。身体科に異動となってからは、身体面を看ることに興味を持つことと同時に、身体科の患者様であっても、精神面のケアの必要性を強く感じるようになりました。今振り返ると、このことがリエゾン精神看護専門看護師を目指すきっかけになったと思います。「精神看護」と一言で表現されますが、精神科での興奮した患者を看護する精神科救急から患者の社会復帰への関わり、身体科での患者の思いを傾聴し患者に寄り添う関わり等幅が広く奥が深く、とても興味深い分野です。
 
「リエゾン」liaisonには、フランス語で“つなぐ”という意味があります。リエゾン精神看護専門看護師は、精神看護分野とその他の看護分野とを“つなぐ”役割や患者様とケアを提供するスタッフを“つなぐ”役割があります。その他にも看護師のメンタルヘルスを扱う分野でもあり、看護師が生き生きと働き続けられるための支援も役割のひとつです。
 
リエゾン精神看護専門看護師の担う役割は幅広く、すぐに結果が出る仕事よりも黒子のように陰で支える仕事が多いですが、「全ての人にこころのケアを」をモットーに活動をしていきたいと思っています。
 
次回は、新生児集中ケア認定看護師の戸澤和恵さんです。
 

  • カテゴリー:その他
  • 投稿日:2016.04.11 00:00

「星陵会だより年度末号」

星陵会庶務部編集の「星陵会だより」です!

星陵会だより年度末号はこちらです!

  • カテゴリー:その他
  • 投稿日:2016.04.08 00:00

認定・専門看護師リレー㊸小児看護専門看護師 谷地舘 千恵さんです

皆さんこんにちは。小児看護専門看護師の谷地舘です。今回が初めての登場となります。どうぞよろしくお願い致します。
 
 私は小児医療センターの西病棟に所属しておりますが、病棟には小児がんや腎臓の病気、そしててんかんなどの神経疾患をもつ患者さんが入院しています。患者さんの多くは月単位の長期に渡る入院生活を余儀なくされていて、苦い薬を飲まなければならなかったり、点滴で気持ちが悪くなったり、検査時間が長い検査を受けなければならなかったり・・・患者さんの入院生活は嫌なことがたくさんだと思います。でも、患者さんはみんな本当に頑張って治療や検査を受けています。もちろん、付き添いをされている患者さんのご家族もとても頑張っていらっしゃいます。
 
そんなとても頑張っている患者さんたちのところへ県内でご活躍されているいわゆる「ゆるキャラ」の皆さんが1か月にお一人(一体?)のペースで慰問に来て下さいました。「△月□日に○○が来るよ!」というお知らせを見て、わくわく。当日は朝からそわそわ。興奮して早起きをする患者さんもいます。そしてゆるキャラが現れると、患者さんや付き添いのご家族から歓声があがり、なぜか病棟スタッフもミーハーと化して一緒に写真を撮っていただいたり、握手をしていただいたり。患者さん同様とても楽しい時間を過ごさせていただきました(誤解を招かないためですが、仕事はちゃんとしています!)。
 
辛いことが多い入院生活ですが、きっと楽しいと思う時間もあると思いますし、そうであってほしいと私たちスタッフは願っています。それはこれからも続く治療を乗り越える力になるのではないかと考えるからです。入院していても楽しめることはきっとあるはず。入院している患者さんたちに少しでも楽しい時間を持ってもらえるように、どうしたらいいかを考えていこうと思います。

次は精神看護専門看護師の鴇田百合子さんです。よろしくお願いします。


「ねじりほんにょ」と一緒に

 
 

  • カテゴリー:その他
  • 投稿日:2016.03.29 00:00

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