健康を害した皮膚ならびに皮膚障害のリスクの高い脆弱な皮膚に対するスキンケアを中心に、 褥瘡などの創傷管理やストーマ・失禁等の排泄管理、患者・家族の自己管理およびセルフケア支援、スタッフ教育をおこなっています。
現在、当院では6名の皮膚・排泄ケア(WOC)認定看護師が活動しています。院内の褥瘡チーム回診の参加、ストーマ外来等で、皮膚・排泄ケアに関する質の高いケアを提供しています。
継続的なサポートが必要な患者様・ご家族と一緒に自宅でのケア方法を考え、訪問看護などの在宅ケアサービスがスムーズに導入できるようコーディネートしています。転院される場合は転院先の皮膚・排泄ケア認定看護師へ継続ケアに必要な情報提供を行い、ケアが継続されるよう連携をとっています。
OJT教育、集合教育(看護師対象のセミナーの企画・運営や各部署での勉強会)、臨床実習指導(看護学生、看護教諭専攻学生等)、各部署におけるWOC関連研究の支援。
院内の看護師や継続先の訪問看護ステーションからのケアについての相談等。また、医師からは、皮膚・排泄ケア領域に関する看護の専門家としての意見を求められることもあります。
依頼を受けて、一般病棟へ出張講義や技術演習を病棟スタッフと一緒に行います。