がん放射線療法看護認定看護師とは
放射線療法の中でも、放射線治療（照射）を受ける患者様の看護に特化した分野です
放射線治療とは
- 外照射
体の外から放射線を照射すること
- 小線源治療（内照射）
体の中に小さな線源や放射線同位元素を入れて、
体の中から照射すること
子宮がんに対するRALS治療
前立腺がんに対するシード挿入治療
甲状腺がんに対するヨード内服治療
神経内分泌腫瘍に対するペプチド受容体放射性核種療法（PRRT）
など
がん放射線療法看護認定看護師の役割
がん放射線治療効果を最大限に得るため、放射線療法の治療過程により生じる患者様の身体、心理、社会的問題の解決を支援します。長期にわたる治療を主体的に継続し、完遂できるよう、水準の高い専門的知識と技術を提供します。
- がん放射線治療を受ける患者・家族のアセスメント及びセルフケア支援
- がん放射線療法における安全・安楽な治療環境の提供
- がん放射線療法に伴う有害事象の予防と症状緩和ケア
主な活動
院内
- 院内の教育計画の考案・ファシリテーター
- 看護部研修「もっと知りたい がん治療の看護」「がん看護Ⅰ 〜がん看護はじめの一歩」講師
- 講義依頼病棟での講師
- 院内からのコンサルテーション
院外
- 地域研修会・勉強会・セミナー講師
- 他病院での講師
その他
- 日本放射線腫瘍学会 看護研究発表
- 日本がん看護学会 看護研究発表
コンサルテーション
依頼を受けて、一般病棟へ出張講義や技術演習を病棟スタッフと一緒に行います。
がん放射線療法看護認定看護師
