こどもたちが健やかに成長発達していけるように本人とその家族の療養生活を支援します。また、他の医療スタッフと連携して質の高い看護を提供できるよう支援します。支援の対象は、年少児から思春期、成人領域への移行期まで幅広く、それぞれの成長の発達に応じて支援を行います。
小児科外来に開設している"小児看護外来"でこどもと家族への心理および社会的支援を行っています。小児科医師からの依頼だけでなく、小児科以外を受診されているこどもと家族の支援も行っています。 また、多職種と協働で処置や検査を受けるこどもへのプレパレーションツールの作成を行っています。
小児領域の外来・病棟で療養しているこどもと家族をはじめ、成人領域の外来・病棟で療養しているこどもと家族の相談対応や、家族の病気や入院などで心理的に不安定になったこどもの対応についてなど、こどもと家族にとってより最善となる対応を一緒に考えます。
病気や障がいや特性を抱えているこどもたちの療養の場の変化や成長過程に合わせた生活を組み立てていくにあたり、こどもと家族の立場に立って、各職種の方々と役割調整を行うなどの支援をしています。
例)学校など必要な機関と連携し、退院後円滑に復学できるように支援する(復学支援)など
病気や治療のことをこどもと家族にどのように伝えていくか、こども本人が療養者である場合はもちろん、親や家族が療養者である場合の伝え方についてなど、また本人の意思決定についてこどもの権利を尊重することを大切に、こどもと家族および調整にあたる医療者の支援をいたします。
院内外の研修会やセミナーなどの企画や講師を担当しています。
院内における小児領域関連の研究への助言及びサポートを行っています。
依頼を受けて、一般病棟へ出張講義や技術演習を病棟スタッフと一緒に行います。