慢性疾患看護専門看護師の役割
慢性疾患は長期にわたり治療を継続し、症状の管理、食事、運動など多様な側面から疾患のコントロールが必要です。寛解、増悪、合併症の出現、加齢により複雑な病態へ変化することもあり、慢性疾患をもつ患者の生活に影響を及ぼします。慢性疾患とともに生きる人々とその家族に寄り添い、疾患の管理、健康増進、療養の支援を行います。
主な活動
院内
- 実践
慢性疾患を持つ患者・家族が抱える困難や課題に対し支援を行います。
- 相談
看護師が慢性疾患を持つ患者や家族の支援に悩んだとき、相談に応じます。
- 調整
慢性疾患を持つ患者の支援において、カンファレンスやケア会議に参加し、院内外の多職種間の連携・調整を行います。
- 倫理調整
慢性疾患を持つ患者・家族の意思決定を支援します。
- 教育
院内外において研修会やセミナーの企画、講師を担当しています。
- 研究
慢性疾患を持つ患者の体験に焦点を当てた研究を行う準備をしています。
コンサルテーション
依頼を受けて、一般病棟へ出張講義や技術演習を病棟スタッフと一緒に行います。
慢性疾患看護専門看護師
