東北大学病院看護部には、1200名を超える看護職と150余りの看護補助者が在籍し、質の高い看護を提供するために努力しています。
病棟は平成12年に西病棟、平成18年に東病棟が開設され、平成30年には先進医療棟の移転が行われました。
看護部では毎年多くの新卒者を受け入れていますが、患者さんに安全な看護を提供するために、また、看護師自身が安心して看護を実践するために、「パートナーシップ・ナーシング・システム®(PNS)東北大学病院看護提供方式」を導入しています。
PNSは2人で患者を受け持ち、相談・確認をしながら看護を行います。PNSはパートナーシップ・マインド(相手を尊重する、信頼する、慮る)を基本とし、患者も看護師も安心して笑顔で看護ができる優れたシステムです。
平成21年度から5年間「看護キャリアプロモート支援システム開発」という看護職のキャリア支援に重点を置いた事業を展開しました。
平成26年度からはそれをさらに発展させ「東北大学ケアサイエンス共創センター」(Tohoku University Care Science Co- creation Center:TUCSCO タクスコ)を立ち上げました。
リサーチマインドを持ち臨床研究を行うことで新しいケアを創造できる看護師の育成に取り組んでいます。