西13階病棟

診療科
精神科
病床数
40床
勤務体制
2交代制

看護の特徴

  1. 隔離室(9床)を有し、措置入院等の重症患者を受け入れています
  2. 総合病院内の精神科病棟として身体疾患を合併している患者、周手術期患者、妊産褥婦等を受け入れています
  3. 医師、PSW、地域の関係者と連携した退院支援に力を入れています

部署の様子



当部署は精神科病棟です。看護提供方式はパートナーシップ・ナーシングシステム(PNS)を導入しており、看護師がペアとなってコミュニケーションを密にとりながら患者さんに最善な援助を行うことを念頭に日々の業務に取り組んでいます。時に対応の難しい患者さんに頭を悩ますこともありますが、PNSによる補完体制によって個々をカバーしながら、スタッフ全員で取り組むことができるのが当部署の強みです。

精神科には統合失調症、気分障害、パーソナリティ障害等の精神疾患を抱えた患者さんが入院されており、治療は主に薬物療法、精神療法が行われています。難治性の統合失調症及びうつ病に対しては、修正型電気けいれん療法(m-ECT)も行われています。急性期の患者さんだけでなく、種々の身体疾患を抱えた患者さんや周手術期患者、妊産褥婦も受け入れていることから精神科看護以外にも様々なケアを行っていることが特徴です。

病棟スタッフには精神科専門看護師1名、精神保健福祉士2名がおり、専門的な知識や経験を活かしつつ、様々な関係者との連携を図り、入院当初から退院支援を積極的に行っています。写真のように医師・看護師・関係者とのカンファレンスや患者さん・ご家族を交えた面談の機会も多くあります。

入院集団精神療法として定期的に『病棟レクリエーション』を行っています。春のお花見から始まり、夏には七夕飾りや夏祭り、秋には運動会、冬にはクリスマス会など年間を通して色々な催し物を行っています。レクリエーションはPNSのグループが協力して和気あいあいと行っています。普段は静かに過ごされている患者さんも、レクリエーションになると普段以上の活気や振る舞いを見せてくれることがあり、その姿は、私達看護師にとって元気や活力をもらえる場面の1つです。