国立大学病院で最も早く開設された歴史あるICUです。2018年5月に先進医療棟へ移転しました。
ICUでは侵襲の大きい手術や、臓器移植術後患者さんを対象に超急性期の医療を実践しています。人工呼吸器や透析、補助循環など多くの機器を扱う部署であり、たくさんの知識と経験が求められますが、その分専門分野の教育が充実しており、勉強会に参加することで自身のクリティカルケア習得へと繋げることが出来ます。なかでも、気管挿管介助の習得に力を入れており毎月複数回、麻酔科医師から直接学ぶ機会があります。急性期にある患者さんの異常の早期発見と回復促進・早期離床に向けて、医師・臨床工学技師・理学療法士・薬剤師・医療ソーシャルワーカーなど多くの皆さんと日々患者さんに関わり支援しています。
大変な事も多いですが、退院を知らせるために患者さんがICUにいらした時などは、何物にも代えがたい感動も味わうことができます。