医療連携
(地域医療連携センター、臓器移植医療部)

勤務体制
日勤(臓器移植医療部は呼び出しあり)

部署の様子

地域医療連携センター(退院調整看護師)

地域医療連携センターのモットーは「迅速で信頼される適切な医療を心をこめて」です。平成16年に開設され、退院支援・在宅療養支援・相談支援は看護師とソーシャルワーカーが実務を担っています。看護師7名とソーシャルワーカーは全ての病棟をペアで担当しています。病院で提供された医療を退院後も継続すること、患者さんが「住み慣れた地域でできるだけ長く過ごせる」ように日々、病棟・外来看護師との連携、院内の多職種と連携をしています。また、地域の訪問医・訪問看護師・ケアマネジャー等との連携が円滑に行えるように活動してます。


入退院センター

看護師6名が19の診療科を対象に入院前に基本的な患者情報収集をおこない、患者さんが安心して入院治療が受けられるように多職種連携を行い早期からの入退院支援をおこなっています。

臓器移植医療部

当院は全臓器の移植実施施設に認定されており、平成14年に当部が設置されました。令和3年6月現在までに脳死移植186名(死体腎移植を除く)、生体移植296名の移植をおこないました。4名の専従レシピエント移植コーディネーター(看護師)が臓器移植の対象となる患者さんや、移植後の患者さんに医学的、社会的、精神的サポートを継続的におこなっています。また、移植が円滑に進むように院内外の横断的な多職種連携がおこなえるように活動しています。


東北大学病院難病医療連携センター

平成30年4月に難病診療連携拠点病院に指定されました。宮城県の委託業務事業として指定難病333全疾患を対象に、難病診療連携コーディネーターが3人配置され、難病患者及びその家族並びに支援関係者に対する窓口として、早期診断支援や医療相談、在宅難病患者支援、研修会開催等をおこなっています。


がん相談

当院は平成18年都道府県がん診療連携拠点病院に指定され、がん診療相談室が開設されました。相談員として看護師・医療ソーシャルワーカーが配置され、がん患者さんとご家族が安心して療養生活が送れるようお話をうかがっています。がんサロン『ゆい』も併設し、社会保険労務士やハローワークなど外部の方々とも連携し相談支援をおこなっています。