皮膚科には慢性皮膚疾患、皮膚腫瘍(良性・悪性)、尋常性白斑、円形脱毛症、アレルギー性皮膚疾患、熱傷などの疾患の方が入院しており、手術や化学療法、放射線療法がおこなわれています。生後1カ月位から高齢者まで幅広い年齢の方が入院しています。皮膚のケアが一番大切で、デリケートな皮膚の洗浄は、泡で優しく包むように洗います。入浴介助や外用介助、処置などで慌ただしく時間が過ぎていきます。また、病棟には白斑や乾癬の患者さんに光線療法を行うための光線室や、熱傷や褥瘡、高齢者など自力で動くことの困難な患者さんには寝たままでも 入れるリフトバスもあります。
摂食障害、うつ病、適応障害、転換性障害、過敏性腸症候群、慢性偽性腸閉塞、食道アカラシアなどの疾患の方が入院しています。心療内科では、医師、看護師、心理療法士、栄養士と共に、心と身体のケアを行っています。心療内科では患者さんの話を聞くことがとても大切です。傾聴の姿勢をもって患者さんの側で話を聞くことを心がけています。自分自身を見つめ直す機会を提供し、心のケアに繋げていきます。東15階病棟では、笑顔を絶やさず、丁寧な対応を心がけています。
食道癌、胃癌、大腸癌、大腸ポリープ、クローン病、膵炎などの疾患の方が入院しています。主に、内視鏡検査や治療の看護を行い、チームワークで、患者さんが安心して検査や治療が受けられるようにしています。
看護師は東北大学病院看護提供方式パートナーシップ・ナーシング・システム(PNS)により、2人1組で看護 実践することで患者さんに安全・安心な質の高い看護を提供しています。
お互いに協働し、看護のやりがいを感じている明るい病棟です。