材料部

看護師長
1名
副看護師長
1名
スタッフ
看護師2名 / 看護助手18名
勤務体制
早番~遅番時差勤務

材料部の特徴

材料部は、臨床現場の省力化を推進し医療サービスの向上を図るために中央化され、病院全体の滅菌医療材料に関する業務を行っている部門です。

2018年5月、先進医療棟2階に新たな材料部が稼働し、これまでは、病棟外来部門の材料部と手術部側の材料部に分かれていた部署が1か所へ集約されました。

部署の様子



滅菌供給業務は、図で示したような“一連の流れ”で行っています。 これらの業務は、安全で安心な医材を提供するために、日本医療機器学会の“滅菌保証のガイドライン”に沿ってマニュアルを作成し、業務を行っています。
先進医療棟移転に伴い、使用する大型機器が一新しただけでなく、材料管理システムを新たに導入し、1万件を超える術件数や複雑化する手術に対応します。鋼製小物1つ1つにQRコードを刻印し、セット単位でバーコード管理を行うことにより、いつ→どこで→誰が→何を→どれだけ使用しているかがわかるようになっています。
各部門から集められた使用済み器材は材料部へ搬入されます。材料部で仕分けられた後、器材に応じて適切な洗浄方法を選択し、洗浄します。乾燥させた後に使用できる状態へ再度組みなおし、滅菌します。


材料部で行われている滅菌方法

  • 高圧蒸気滅菌(オートクレーブ滅菌)
  • エチレンオキサイドガス滅菌(EOG滅菌)
  • 過酸化水素プラズマ滅菌(ステラッド滅菌)

器材が確実に滅菌されていることを確認した後、各部署へ供給(払い出し)しています。
材料部のスタッフは、医療機関で働くことが初めての方々がほとんどです。 そのため、業務がスムーズにできるよう、勉強会やスキルアップのためのプログラムに沿って、段階別に教育支援をしています。 また、院内外で開催される発表会・学会にも、日々の業務の実践報告を行っています。 とても、活気ある職場です。いつでも見学においで下さい。